医師紹介
院長 伊藤勇
ご挨拶
まずお伝えしたいのは、開業から10年以上という月日の中で、
私自身が多くの患者さんに支えられ、学ばせていただいたということです。
保谷伊藤眼科は、私が大学病院での経験を経て、「地域で真に役立つ医療を提供したい」という思いから始まりましたが、
今日まで続けてこられたのは、来院してくださる一人ひとりの存在のおかげだと感じています。
背景として、私が診療の上で大切にしてきたことがあります。それは、単に目の病気を治すだけでなく、
患者さんの生活全体が少しでも楽になるよう、根本からアプローチしていくという姿勢です。
白内障・緑内障・網膜硝子体などの手術はもちろんですが、ドライアイや黄斑変性のように慢性的な付き合いが必要な病気では、生活習慣や栄養状態、身体全体のバランスが見え方に影響することが少なくありません。
身体全体のつながりという観点から丁寧に診ることが、患者さんの快適さにつながると考えています。
ここで大切になるのは、患者さんが抱えている「不安」をできるだけ軽くすることです。
実際の現場では、「この症状は放っておいて大丈夫なのか」「手術を受けるべきなのか」「どう生活すれば進行を抑えられるのか」といった悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。
私の臨床経験では、その不安にしっかり耳を傾け、医療側の視点だけではなく、患者さんの生活の背景まで理解することが、その方に合った治療につながるケースが多く見られます。
私自身の経験から申し上げると、治療は一人の医師だけが行うものではなく、医師とクリニックのスタッフの「保谷伊藤眼科のチーム」と患者さんが二人三脚で取り組むものです。
正しい情報を知り、適切な方法を続けていくことで、多くの疾患はより良い状態に導けます。私どもの役割は、その道のりを少しでも歩きやすいものにする案内役であると感じています。
あなたが保谷伊藤眼科を選んで足を運んでくださることは、当たり前ではありません。
その信頼に応えられるよう、これからも丁寧な診療を続けていきます。
医療は日々進歩していますが、どれだけ時代が変わったとしても、目の前の患者さんをしっかり診るという姿勢は変わりません。
これから先も、一人ひとりの見え方と生活に寄り添い、より良い医療を提供していく所存です。
どうぞ、いつでも気軽にご相談ください。あなたにとって安心できる場所であり続けられるよう努めていきます。
院長 医学博士 伊藤 勇
略歴
| 平成08年 3月 | 昭和大学医学部卒業 |
|---|---|
| 平成08年 5月 | 昭和大学医学部眼科学教室入局 |
| 平成12年 6月 | 県西部浜松医療センター眼科 医員 |
| 平成14年 1月 | 富士吉田市立病院眼科 医員 |
| 平成15年 8月 | フロリダ大学医学部薬理学及び治療学教室 研究留学 |
| 平成17年 8月 | 昭和大学医学部眼科学教室 助教 |
| 平成21年 1月 | カリフォルニア大学アーバイン校医学部眼科学教室臨床留学 |
| 平成23年 3月 | 昭和大学医学部眼科学講座講師、病棟医長 |
| 平成26年 3月 | 保谷伊藤眼科開設 |
現在に至る
資格
- 昭和大学医学部大学院にて医学博士号取得
- 日本眼科学会認定 眼科専門医
- 眼科光線力学療法（PDT）認定医
- ボトックス（眼科）施術医
- トラベクトームインストラクター 及び トラベクトーム研究会世話人
- 昭和大学医学部眼科学講座 兼任講師
- 認定ONP（オーソモレキュラー）
- 龍村ヨガ インストラクター
所属学会
- 日本眼科学会
- 日本眼科医会
- 日本眼科手術学会
- 日本網膜硝子体学会
- 日本緑内障学会
- 日本オーソモレキュラー医学会
- 点滴療法学会
専門分野
- 網膜硝子体、緑内障及び白内障の手術及び診療
特殊外来
緑内障外来 齋藤 雄太
略歴
-
- 2005年3月 昭和大学医学部大学院卒業
- 2005年9月 米国ノースカロライナ大学留学
- 2007年4月 昭和大学医学部 助教
- 2009年4月 米国カリフォルニア州立大学アーバイン校へ短期出張
- 2014年1月 昭和大学医学部講師
- 2020年11月 昭和大学医学部准教授
現在に至る
資格/所属
- 日本眼科学会認定 眼科専門医
- PDT認定医
- トラベクトーム認定医
- 日本眼科学会
- 日本眼薬理学会
- 日本緑内障学会
- 日本眼科手術学会
- 日本網膜硝子体学会
- ARVO - The Association for Research in Vision and Ophthalmology
まぶた外来・手術 田中 由香里
略歴
-
- 平成27年 3月 聖マリアンナ医科大学卒業
- 平成29年 3月 昭和大学藤が丘病院初期臨床研修医
- 平成29年 4月 聖マリアンナ医科大学 眼科学教室入局
- ~令和5年 8月 川崎市立多摩病院 常勤(助教)
- 令和5年 9月 川崎市立多摩病院 まぶたの外来担当(非常勤)
現在に至る
資格/所属
- 日本眼科学会認定 眼科専門医
- 視覚障害者補装具適合認定医
- 身体障害者福祉法第15条指定医師
- 日本眼形成再建外科学会
- 日本眼科手術学会
通常外来
鎌田 裕子(月・金)
慶應義塾大学医学部卒業 日本眼科学会認定 眼科専門医 ⚫︎専門…眼科一般
高橋 尚子(火)
筑波大学医学部卒業 日本眼科学会認定 眼科専門医 ⚫︎専門…眼科一般・涙道
芳田 奈津代(水)
千葉大学医学部卒業 日本眼科学会認定 眼科専門医 ⚫︎専門…眼科一般・眼瞼
矢田 圭介(土)
杏林大学医学部卒業 日本眼科学会認定 眼科専門医 杏林大学附属病院アイセンター 助教 ⚫︎専門…眼科一般・緑内障
福岡 聖也(金PM/フェイシャル)
昭和医科大学医学部卒業 日本眼科学会認定 眼科専門医 昭和医科大学病院附属東病院 講師 ⚫︎専門…眼科一般
当院がテレビで紹介されました
医院情報
| 医院名 | 保谷伊藤眼科 |
|---|---|
| 住所 | 〒202-0003 東京都西東京市北町1-6-1 3F |
| 電話番号 | |
| 診療案内 |
|
診療時間
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00～12:30 |
鎌田 |
高橋 （伊藤） |
芳田 （伊藤） |
ー | 鎌田 （伊藤） |
矢田 （伊藤） |
ー |
| 14:00～17:00 | 鎌田 （伊藤） |
高橋 手術 |
芳田 （伊藤） |
ー | 鎌田 福岡 手術 |
ー | ー |
火曜・金曜PM・・・手術&予約外来
休診日：木曜、土曜午後、日曜、祝日
＊…月２回程まぶたの外来・手術を行なっています。ご予約希望の際はお電話にてお願いします。
※伊藤院長の診察は基本的に手術適応の方や紹介状お持ちの方のみとなっております。院長の診察希望で来院された場合でも、ご希望通りにお受けできない場合がございますのであらかじめご了承ください。
- 初診の方は予約時間の１０分前にご来院ください。
- 手術・検査（術前・視野等特殊検査）・眼鏡合わせは予約制です。
- 当院ではコンタクトレンズの診察および処方は行っておりません。
アクセス
交通手段
- 西武池袋線「保谷駅」北口より徒歩10分
- 西武池袋線「保谷駅」北口より「はなバス」下保谷二丁目住宅北 下車 30秒
※駐車場有
施設紹介
医療機器
白内障手術装置（センチュリオン）
白内障手術に使用します。
最新の制御システムにより当院で行っている
低還流低眼圧白内障手術を安全に行える装置です。
Verion image goided system
これにより術中顕微鏡内に切開位置や、眼内レンズの固定位置、乱視軸を表示することができるため、より正確に手術を行うことができます。
特に強い乱視を矯正する眼内レンズでは、眼内レンズの固定位置などで高い精度を求められます。
その為当院ではverion image goided systemを使用しております。
Zepto
Zeptoでは独自のハンドピースを使用してサイズの正確さ、切開創エッジ強度の確保、均整のとれた円形、その全てを同時に実現した水晶体嚢切開創を形成します。
白内障/硝子体手術装置（ eva ）
硝子体手術において、当院では27Gシステムを採用しております。現在の硝子体手術において最 小の傷口となります（直径0.4mmの創を3～4カ所作成）。
７～８年前の主流であった20Gシステムは直径１mm、最近の主流である25Gシステムでは直径0.5mmで、27Gの直径0.4mmと比べ0.1mmの差ですが、27Gは25Gに比べ、面積では2/3も小さくなり、術後炎症に関しても軽減することが明らかになっております。
直径が細くなることにより、今までの機器では手術効率（注入、吸引、硝子体の切除等）が格段に落ち、手術時間が延びてしまうことが問題でしたが、evaを使用することによりTDCカッターに対応し手術効率が飛躍的に向上し、23G、25Gとの差が無い状況です。
さらにLED光源システムを搭載し、術中に光源の色を変えることにより術中の視認性が向上し手術応用の幅広さは現存の機器では世界最高峰です。
CASIA2（TOMEY）
眼球に触れず、前眼部（角膜・虹彩・隅角・水晶体・結膜・強膜）を立体的に観察できる機器です。
これにより、緑内障患者の隅角所見や術後所見、白内障患者に対する眼内レンズの選定に威力を発揮します。
新しい使用方法も日々アップデートされており、可能性の広がる計測機器です。
手術用顕微鏡 PROVEO 8
Leica社の最新鋭眼科手術顕微鏡proveo8は全く新しい工学システムFusion opticsを搭載することで、 これまで非常に困難と考えられていた解像度と焦点深度の両立をある程度達成した顕微鏡です。
超広角眼底撮影装置（Optos California）
従来の検査機器では観察困難な網膜周辺部の病変も、見逃さずに捉えます。
蛍光眼底造影は、通常静脈注射にて造影剤を投与しますが、本機器を使用する際、内服で造影剤が投与可能なため、ショックなどの合併症を起こす確率が最小限に抑えられます。
自発蛍光撮影も可能であり、脈絡膜病変も細かく捉えることが出来ます。
トラベクトーム
緑内障手術に使用します。
白内障同時手術も可能で、手術侵襲が最小限であることが特徴です。
点眼薬で眼圧コントロールがつきにくい初期、中期の緑内障患者さんに適応があります。
また、薬剤の合併症が強い方にも、眼圧を下げることと同時に点眼本数の減少のために手術することもあります。
眼圧測定装置 ライカート ORA G3
眼球の剛性を加味した新しい眼圧計測機器です。
緑内障や角膜に何らかの問題（LASIK等の屈折矯正手術後は眼圧が過小評価されやすい等）の眼圧測定に威力を発揮します。
手術用顕微鏡（ルメラ）
眼科手術専用顕微鏡です。
焦点深度及び解像度において最高峰の機器です。
硝子体手術用眼底観察システム（リサイト）
硝子体手術時の眼底観察において、侵襲無く細部まで観察でき高度な手術に対応します。
バージョンアップしたことにより、レンズ周辺の光学的な歪みが解消され、さらに安全な手術が可能となりました。
光干渉眼底血管撮影装置（OCT DRI OCT Triton plus）
非侵襲で眼底の網膜・脈絡膜組織の３D撮影に加え、眼底の微細な血管の撮影も可能な機器です。
薬剤を使用する造影検査の減少と、新しい診断方法で病変に迫ります。
マルチカラーレーザー光凝固装置
痛みの少ないパターンレーザー照射システムです。 あらゆる波長レーザーが可能です。
YAGレーザー装置
後発白内障に対する、新世代眼内レンズに対する水晶体嚢切開の為の装置です。
緑内障に対する術後処置等にも使用します。
自動視野計（静的・動的）
日本人に合わせた静的・動的視野を短時間で計測できます。
光及び超音波眼軸長測定装置
眼内レンズ度数決定のための装置です。
検眼システム
一箇所で検眼（プリズム含む）眼圧まで短時間で実施可能です。
レーザーフレアメーター コーワ FM-600
メーカー：興和株式会社
眼内炎症の際に析出する前房内蛋白を測定します。
ぶどう膜炎の重症度や、術後経過の指標となる機器です。
角膜内皮細胞計測装置（スペキュラーマイクロスコープ）
角膜内皮細胞数を計測します。
術前の角膜の状態をチェックしたり、手術侵襲や眼内炎症の程度を内皮細胞の減少率から考慮します。
超音波Bモード装置 Compact Touch
高度白内障や硝子体出血で眼底透見困難症例に対し、超音波エコーで眼球の状態を考察する機器です。
網膜電図測定装置
Hess氏コオルヂメータ
白内障手術装置（インフィニティ）
白内障単独手術の際に使用します。
術者ごとの設定が微に入り細に入りで術中トラブルが軽減され、安定した実力を発揮します。
